座布団・カバーの選び方

① 用途に適したサイズを選ぶ。

サイズ選びのポイントは 座布団のサイズをご参照頂ければと思います。

普及サイズの銘仙判サイズ(55cm×59cm)八端判サイズ(59cm×63cm)は、ご近所のホームセンターや家具屋さんでお気軽にご購入出来ます。
その他のサイズとなりますと、デパートや寝具専門店などで取り扱っております。

  

②中綿素材を選ぶ

・座布団の中綿で主流の素材は、木綿わた、反毛わた、ポリエステルわた、ウレタンフォームとなります。

・木綿わた=昔から使われている座布団の素材。
      職人による手作りの場合はこちらの素材が使われます。

      

木綿素材の座布団

・反毛わた=原料はポリエステルだが、反毛機と呼ばれる機械にかけて繊維の密度を高くしております。
一般的なポリエステル綿よりも重量が倍以上あり、底付感がない。
飲食店・寺院などの業務用座布団などにおすすめです。

反毛素材の座布団

・ポリエステルわた=クッションの中材と同じ素材。
底着き感があり、敷く物の素材としては不向き。
ホームセンターなどで販売品されている安価な商品はほとんどこのタイプになります。

ポリエステルわたの座布団

・ウレタンフォーム=スポンジ
座布団というよりも椅子の上に置くシートとして使われております。

ウレタンの座布団

③生地を選ぶ

素材として、一般的に広く使われている生地は綿素材。
高級素材として、絹素材・絹交織などがあります。
業務用に適しているのは耐久性が強く、しわになりにくい厚手のポリエステル素材がお勧めです。

また、素材の強度・風合いなどは織方によっても大きく変わってきます。
(例)つむぎ調織・ちりめん織・先染織・フクレ織など 座布団用語集をご参照ください。